今までハンダ付けをやったことがある人は
お気づきかと思いますが、小さい部品や丸い部品は
ハンダ付けがとてもやりにくい事はご存じかと思います。
僕も仕事がらハンダ付けをする機会が多く
小さい部品や丸い部品のハンダ付けが
やりにくい事は数十年前から気づいていました。
ハンダ付けに慣れていれば、右ききの人は
左手の中指と机の面で部品をおさえて、人差し指と親指でハンダをもって
右手はハンダコテをもってハンダすることはできます。
しかし、素人には無理です。
そんな時、ハンダ付けに重宝するのが
NEW てだすけ君2
です。
「なにそれ?」ですよね。
そこで今回は、僕も愛用している
NEW てだすけ君2をご紹介します。
てだすけ君2 とは
コネクター(ハーネス同士を接合する
部品)、スイッチ、ヒューズホルダー
(ヒューズをいれる電気部品)、LED素子
などの部品をクランパーで挟んで固定する
ものです。
画像は、LED素子をクランパーで挟んで
ハンダ付けしています。
メーカー様は
その他さまざまな「てだすけ」をします。
とのことです。
従来は、バイス(万力など)で挟む、おもりを乗せるなどして
固定していた作業が、格段に楽に早くなります。
僕は、もっぱら小さい電気部品や丸い電気部品のハンダ付けを
「てだすけ」してもらっています。
てだすけ君2 メリット
・さまざまな部品を固定できるので、両手を自由に使うことができる
・小さい部品を固定できる
・四角い部品を固定できる
・丸い部品を固定できる
・ハンダ付け素人にも簡単にハンダ付けできるようになる
・効率良く、作業ができる
・環境に配慮したRoHS対応
てだすけ君2 デメリット
・購入費用がかかる
・大きい部品を固定できない※
※クランパーの最大開口寸法を後ほどお知らせします。
固定できる対象は小さい部品ですので
あまりに大きすぎる部品は、固定できません。
てだすけ君2 シリーズ
NEW てだすけ君2には、3シリーズあります。
・ベーシックタイプ
・ワイドタイプ
・クイックタイプ
です。
ベーシックタイプとワイドタイプはクランプの幅が違うだけで
他の性能は一緒です。
てだすけ君2 ベーシックタイプとワイドタイプ
3つのサイズの角穴と平らな部分を選んで簡単に固定できます!!
・プルバーで上部クランパーを引き上げ
部品を固定
・オプションで耐熱素材のクランパーや
角穴のない平らなタイプのクランパーも
あるようです。
※ハンダ付けをしているとクランパーを
ハンダコテでクランパーを
溶かしてしまうことがあるので耐熱素材が
あるのは助かりますね。
製品仕様 ベーシックタイプとワイドタイプ
【ベーシックタイプ】
クランプ最大開口寸法:77(幅)×42(高)mm
外形寸法:110(幅)×131(高)×130(奥)mm
重量:410g
【ワイドタイプ】
クランプ最大開口寸法:98(幅)×42(高)mm
外形寸法:137(幅)×139(高)×132(奥)mm
重量:490g
【クランプ用バネ圧力】
10mm角のものを挟んだとき、
12N/㎠の力が、加わります。
※クランプ最大開口寸法より大きいものは、
固定できませんので
注意してくださいね。
NEW てだすけ君2 クイックタイプ
部品への作業時間が短く、頻繁に固定作業を繰り返す作業に最適!!
・ワンタッチ開閉レバーを押し下げると上部クランパーが上がり
ワンタッチ開閉レバーを押し上げると上部クランパーが下がります。
※ワンタッチ開閉レバーの上げ下げで、上部クランパーが最大10mm上下し
固定とリリースを繰り返すことができ、頻繁に固定作業を
繰り返す作業に最適です。
製品仕様 クイックタイプ
【クイックタイプ】
クランプ最大開口寸法:85(幅)×25(高)mm
外形寸法:146(幅)×149(高)×140(奥)mm
重量:790g
【クランプ用バネ圧力】
11N/㎠の力が、加わります。
※クランプ最大開口寸法より大きいものは、固定できませんので
注意してくださいね。
てだすけ君2 まとめ
ちなみに僕は、NEWてだすけ君2 ベーシックタイプを使ってます。
NEWてだすけ君2 ベーシックタイプが一番費用がかかりませんし、
使い勝手がよく、おすすめです。
ハンダ付けしようとしているみなさ~ん!
NEW てだすけ君2で、作業効率アップにいかがでしょうか (^^)/